退職金はどうなるのか
退職金をもらえるかどうかは、自分の会社の制度に退職金制度があるかどうかです。
退職金のある会社と、ない会社
退職金は元々会社に支払う義務のない制度です。労働基準法にも退職金の支払い義務は載っていません。会社が自主的に設けているのです。
それでも退職金制度のある会社は約9割にのぼると言われています。
退職金制度がある場合
勤続年数によって支給額が変わります。勤続年数が長くなるほど、もらえる額は高くなります。定年前に退職する場合は、会社都合の退職か、自己都合の退職かで額が変わります。
自己退職の方が当然もらえる額は低くなります。
会社都合退職、自己都合退職でどのくらい変わるのか?
会社の制度により異なるため、いくら違うかは一概には言えません。退職金関係を扱うサイトの統計を見ると、勤続年数が少ないほど開きがあり、長くなると差がなくなります。
自己都合退職の減額の割合
勤続1~3年で4割の減額5年以上で2~3割の減額
30年を超えると1割程の減額
退職金制度がある場合は、会社の就業規則に定められているはずなので、確認してみましょう。