失業保険と退職の段取り

会社都合退職、自己都合退職について


辞め方には、会社都合自己都合という2つがあります。

会社都合退職

倒産、解雇(リストラ)、定年、会社の諸事情(経営方針の変更)による退職です。
自分の意志ではなく、雇用主から退職を余儀なくされた場合が該当します。

自己都合退職

転職、病気、結婚など
自らの意志で退職した場合が該当します。

その他に、 会社で問題を起こし 懲戒免職(クビ)になった人も該当します。ただし、一歩間違うと不当解雇となりますので、辞めさせられる理由に不満のある人は安易に納得せず、会社の言い分が正しいかよく考えてみましょう。

何が変わるのか

退職金と失業保険(失業給付金)に違いが出ます。  
退職する都合は2タイプですが、失業給付金の事を考えると以下の3タイプに別れます。

①会社を自己都合で退職、ハローワークに自己都合として申請

退職金:減額
失業給付金がもらえるまでにかかる日数:4ヶ月
自らの意志で退職し、ハローワークでも特に会社理由にできる理由が無い場合が該当します。

②会社を自己都合で退職、ハローワークに会社都合として申請

退職金:減額
失業給付金がもらえるまでにかかる日数:1ヶ月

会社都合は本人の意思に反して不慮の退職となるため、ハローワークでの待遇が良くなります。

③会社を会社都合で退職、ハローワークに会社都合として申請

退職金:満額、又は上乗せの可能性有り
失業給付金がもらえるまでにかかる日数:1ヶ月
会社が会社都合を認めた退職なら、ハローワークでも問題なく会社都合で扱われます。
会社は自らの意志で退職したが、ハローワークでの扱いを会社都合に変更出来るケースもあります。自分から退職を決めても、会社都合にできる場合もあります。
会社都合退職にできるケース

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